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HDR : PhotomatixがExifに処理パラメタを書いている

Large Photo

CDG Airport : photo by shockatz

何の気なしに、アップロードした画像のExifデータを、Flickrで見て驚きました。
PhotomatixのHDRトーンマッピング・パラメタがしっかり記入されています。
Strength、WhitePoint、BlackPointや、ColorTemperatureが一目瞭然。
ちゃんとDetail Enhancer使ったってことまでわかります。

http://www.flickr.com/photos/chockatz/6337387070/meta/in/photostream/

まあ、絵を見れば、マトモな処理をしていないことは一目瞭然なのですが、シレっと普通の写真のような顔をして、実はギンギンのトーンマッピングやった、てことが良くわかって面白いかも。

自分らは、撮影画像のレンジこそ広いですが、あまり強めにトーンマップかけずに、後でTopazなどで細工する流れなので、ここのパラメタだけ見ると大人しい感じです。

最近、カメラのHDRモードで撮っただけのHDRや、TopazかけただけのHDRがずいぶん出回っていますので、ここを見たら「適当HDR」は一目瞭然ってわけですね。
まあ、手間をかけているから仕上がりが良いわけではないし、コテコテの絵画ふう(!)HDRが良いわけでは決してないんですが、いちおう確認方法ってことで。

CDGにいた格安航空会社EasyJetのB737 / Pentax K-r / 3shot RAWから現像で5shot JPEG / 動体ゴースト除去 / Photmatix / Topaz





| マルチショット RAW | 17:56 | comments(2) |trackbacks(0)
HDR : 男はみんな乗り物が好き

パリ・北駅のTGVホーム。
HDR仕上げで絶対キマる、完全無欠の被写体です。
普通にRAW3連射(自分はそこからさらに明暗を作ってJPEG5枚)からトーンマップしていますが、言っては何ですが、こんな簡単なHDR作成はないです。
ピントをきっちりとって、あまり明暗差が大きくならないように、少し望遠気味にして撮影、カメラブレにだけは細心の注意をはらいます。
トーンマップは大人しげに、ディテールコントラストを少々強めにかければ。。すぐに完成。
なんか完成前に「絵」が脳内に見えていて、それをトレースしているだけのような気がします。
試行錯誤なんて一切なし。一気通貫で完成! その間わずか10分以内です。

どうしてこうなるんでしょうか?
これが風景や人物スナップなら、こうはいきません。動体ゴースト除去は仕方ないとしても、トーンマップからディテールアップ処理まで試行錯誤の連続。おまけに完成度が気に入らない。ああでもない、こうでもないと何時間もかかってしまいます。
自分は風景HDRがあんまり得意でないし(工場かライトアップしか撮ってないですが)、ネイチャーは完全に駄目なんで、どういう「絵」がいいのかさっぱりわかりません。
人物スナップは好きなんですが、とにかく動くし、肖像権なんちゃらでうるさいし、他人に見せてもよっぱどインパクト強くないと「ふう〜ん、そう」って感じで全然受けないんですがねえ。苦労する割には。

思うに、男の染色体には、こういう画像とか被写体をカッコ良く思うDNAが流れているのですね。
流線型の車体に、ちょっとウェザリングぽい汚し、ディテールをアップするスジ彫りのラインや、メタリックぽい質感。そしてHDRがかもし出す「絵画的」なテイスト。
そう、これ、プラモデルの箱絵と同じテイストなんです。航空機とか、電車とか、クルマとか、バイクとか。
こういうイラストって、小松崎茂先生とか、生頼範義先生の作風が定番で、絶対カッコいいと思うんですよ。もう脳より先に眼が喜んでいる、ホンマ。
子供のときから延々と体に刷り込まれた感覚は、いい年こいた大人になってもなかなか抜けないんですなあ、これが。

ということで、実験性も先進性もゼロなんだけど、自分もみんなも好きなんで、やっぱり載せてしまうわ(笑

Pentax K-r / Tam 18-250mm / 3shot RAW -> dev 5shot JPEG / PHotomatix / Topaz

| マルチショット JPEG | 01:23 | comments(4) |trackbacks(0)
ブラケットとRAWはどこまで違うのか

知ってるようで知らない、RAW一発の品質


前回の記事画像をネタに、RAW現像した画像と、ブラケットで撮った画像を比較してみた。
Photoshopのようなソフトで拡大版を見れば一目瞭然なのだが、「ブラケット撮影」と「一発RAWからの明暗現像」には、とても大きな差があるように思う。
最新型の低ノイズ・高感度機でもこれだけの差。古いタイプのデジ一眼ではもっと差は大きいとのではないかと思います。



ノーマル露光のRAWを±0EVで現像。シャドウが露光不足になると致命的なので、少しオーバー気味に撮っている。

ノーマル露光のRAWを-2.5EVで現像。予想したとおりハイライトは全部飛んでいる。完全にレンジ不足。
これだけの面積ならばほとんど気にならないが、空の面積が広いと致命的だろう。

ノーマル露光のRAWを+2.5EVで現像。シャドウは潰れなかったが、どうしてもノイズが入るため、ノイズ処理を強めにかけてごまかした。


-3EV露光のRAWを±0EVで現像。普通ならこれでほとんどの空はOKなはずだけど、まだ空は真っ白。

-3EV露光のRAWを-2EVで現像。やっと空の青が出た。ノーマル露光のRAWからではどうやってもこのショットは作れない。
このようなシチュエーションによっては、暗撮ショットにもRAWが必要なのがよくわかる。

+3EV露光のRAWを±0EVで現像。シャッター速度が低下するので、カメラブレが出やすい。また人物もブレる。動体ゴースト除去で最も問題になるケース。


ノーマル露光のRAWを+2.5EVで現像の部分拡大。

+3EV露光のRAWを±0EVで現像の部分拡大。こまかい部分の描写がかなり違う。ただし、人物の周辺だけはそんなに違いはがない。

RAW HDRの「こってり感」不足の原因はハイライト側のレンジ不足


テストでわかる通り、1ショットRAWだけでは、満足する結果は得られないように思う。
ハイライト側のディテールが不足しているため、空を「ズン」と落とした、リッチなトーンが得られないためである。
なので、1RAWだと「あっさり目」に仕上がりしかえられなくなって、いきおいレタッチ作業に走ることになる。
ただ、ハイライト側以外は特に問題なく使えそうである。

HDR生成の破綻はシャドウ側のレンジ不足


サンプルでは補正版を載せたが、最初、RAWから現像したライトショット(明撮)には、かなり強いノイズがあった。
これを使ってトーンマップすると、中間〜シャドウ部がザラザラになり、HDRの品質が極端に低下した。

ブレを取るか、レンジを取るかが悩ましい


ただ、マルチショットのライトショット(明撮)は、カメラや被写体のブレが酷い。夕方や雨の日など、露光条件が悪いと、シャッター速度はさらに遅くなる。もしRAW現像ショットをとるならば、相当気合いを入れてノイズ除去に取り組む必要がある。

RAW一発撮影からのHDR制作はダメか?


ダメです。
晴天の順光、曇り空、光の回った室内なら、何とかモノになるかもしれないけど、そんな簡単な光景をHDRにしても意味不明。JPEGからのフェイクLDRでもあまり変わらないと思われます。
晴天時は空や窓の外が吹っ飛ぶ。夜景では闇が潰れる。どちらか、あるいは両方を考慮すると、最低2枚、できれば3枚のRAWショットが必須でしょう。

で、このテストを踏まえて、どうするか?
続きはまた先に延ばします。

| ハード・ソフト | 00:36 | comments(2) |-
HDR : 逆光こそHDRの真骨頂

普通の撮影に飽きたら逆光HDR

HDRで、一般撮影では不可能なドラマチックなトーンを出したいと思ったら、迷わずブラケット・マルチショット撮影で逆光シチュエーションで撮ることを薦めます。
逆行といっても、太陽をズガーンと画面に入れたど派手ショットでなく、被写体を「逆光」ぎみの光の中に浮かび上がらせるような撮影方法です。

HDRがもつトーン強調効果によって、物体の鮮明なディテールが出るのはもちろん、ドラマチックな光のトーンをうまく使って、被写体がくっきり浮かび上がるように写せます。
通常、逆光や半逆光だと、背景のディテールを中心にしたシルエット表現や、被写体ベースで背景を飛ばす、ハイキー気味の撮影が主流になるのですが、HDRの「クッキリ系」はなかなか新鮮なタッチです(でしょ?)。
撮影は絶対にブラケットです。ここで横着してRAW一点しか撮らなかったりすると、ショボいトーンしか出なくて、結局、レタッチのオンパレードで格好つけるしかなくなるからです(自戒

逆光の広いトーン再現には断固ブラケット撮影で

とにかくマルチショットで撮り、トーンマップをきっちりやる。味付けはその後の話で。
小手先レタッチばっかり上手くなっても自分的には面白くないです。レタッチしがいのある絵には、ブラケットhdrの深いトーンが必要なのです。

伊丹空港にて / Pentax K-r / Tam 18-250mm(写りは不満だらけだがとにかく楽なので愛用 ほぼHDR専用) / ±3shot JPEG / Photomatixトーンマッピング / Topaz Adjustディテールアップ

| マルチショット JPEG | 01:14 | comments(12) |trackbacks(0)
HDR : 逆光と人物と

昨年パリに旅行した際に撮ってあったスナップ。何度もトライしたけどモノにならなくて、新しい処理方法でようやくサマになった一枚です。
初秋の朝日がパリ・北駅の窓からガーッと降り注ぎ、石と鉄骨でできた駅の暗がりとの対比がきわだつシチュエーションです。
まさしくHDRでしか捕えられない光景で、張り切ってシャッター切ったのですが、いや本当に難しかった。
明暗差はしっかり6EV以上。おまけに高倍率(横着)ズームレンズんなもんで、フレアが酷く、窓との境界部分がボワッと溶けたようになっていました。
さらにに人物が動く動く。。明暗差の激しい場所に動体があると、Photomatixはうまくゴーストを除去できないのですね。
日本のような出勤ラッシュこそありませんが、とにかく人が多い。
こういう状況で、RAWブラケットで撮るには撮ったのですが、後処理が全くうまくいかず、放置してあった一枚です。

Pentax K-r / Tamron 18-250mm / 3shot RAW / Photomatixでトーンマップ / Topaz Adjust他でディテールアップ

| マルチショット RAW | 17:24 | comments(6) |trackbacks(0)
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