<< HDR : Photomatix 4.1の自動動体ゴースト除去機能 | main | HDR : コンデジスナップの可能性 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - |-
HDR : Photomatix 4.1の位置合わせと自動ゴースト除去(続き)

Large Photo

Gare du Nord : photo by shockatz


HDR撮影がこんな簡単に! まさに革命


ひきつづき、Photomatix Pro 4.1の自動動体ゴースト除去を試しています。
作例は薄暗いパリ・北駅のコンコース(改札というものがないので、そう呼ぶのも変なのですが)です。
ビジネスマンや旅行者がたむろし、雑然としています。
使ったカメラはコンパクト機である、Panasonic DMC-LX3です。
このカメラ(と後継機のLX-5)は、コンパクト機には珍しく、±3EVの自動ブラケット撮影ができます。Pentax K-xやK-r、さらにはCanon EOS7Dなど、最近増えてきた±3EVブラケット機のひとつです。
コンデジタイプの欠点は、カメラ保持の難しさと、ブラケット撮影の速度が遅いこと。
手持ち3枚のブラケットですが、撮影時間が長めのため、最後には大きく歩行者が写り込んでいます。これまでなら完全な失敗作ですよね。

ところが、Photomatix 4.1を使い、「Remove Ghosts」のチェックを入れ、「Automaticvally」にチェック、「Detection」を「High」にして読み込むと、みごとにゴーストが消えてHDR合成されます。
また、このカメラは35mmサイス相当で24mmの広角レンズがついており、コンデジに特有のカメラポジション維持の難しさからカメラが移動しており、微妙にパースと収差がかかった状態で、画像が「ねじれたように」変形していたのですが、これもみごとに補正されています。

これはすごい。本当にすごい。
トーンマップ前の状態で、HDRフォーマットでも保存できるので、派手なトーンマッピングが嫌いで、Photoshopや他のHDRソフトを使っいる皆さんにも、この機能は大いに貢献するはず。
まさに「絶対持って損はない」ソフトになりました。
この機能を調査されたHDRerの皆様に深く感謝いたします。

最後にひとつ。この機能って、RAWでブラケットした写真だと、もっとキレイに合成できるかもしれません。
次の機会に実験してみます。


LX3はISO自動だとなぜか1/30secのシャッターになるので歩行者がブレる



-3EVだと真っ暗。でもきちんと写っている。



カメラは動くわ、人物入るわで最悪な+3EVショット



Panasonic DMC-LX3 / ±3EV JPEG自動ブラケット / Photomatix / Topaz Adjust

| マルチショット JPEG | 12:15 | comments(3) |trackbacks(0)
スポンサーサイト
| - | 12:15 | - |-
コメント
こんにちは。

手持ちブラケットのずれの自動補正とゴースト除去、ver4.1 になって
Photomatix は、ほんとに洗練されてきましたね。もう、HDR は特殊な
技術ではなく、普通に RAW 現像ソフトを同じように使えるように
なったといえるでしょう。これだけ便利になってもいまだに1枚からの
加工をしている人がいることに驚きます。トーンの浅さが気にならないのか
絵画調にするのが目的なのか HDR とは関係ないところで頑張っている
ような気がします。趣味ですから、好きなことをしていいわけですが、
それでいて HDR にこだわっていることが理解できません。もちろん
1枚じゃなければ撮れない場面というのも多いですけど。

あと、ブラケットした複数の写真での動体領域のすべては、合成後は
フェイクHDR になることを認識すべきです。輝度差の大きい場面では
手動での除去の方が不自然さを回避できるようです。ブラケット撮影の
枚数も小さなステップで多いほうが動体領域に貼り付ける一枚を適切に
選べるようです。

>トーンマップ前の状態で、HDRフォーマットでも保存できるので、派手なトーンマッピングが嫌いで、
>Photoshopや他のHDRソフトを使っいる皆さんにも、この機能は大いに貢献するはず。

わたしの場合がまさにそうで、トーンマッピングはもっぱら Dynamic Photo HDR を
使っています。しかし、ver.4.1 が生成するラディアンスファイル(*.hdr) は
輝度が変です。明るいほうに移動していて調整範囲を超えることもしばしばなので
いまだに ver.4.0.2 を使っています。動体補正をするとこの現象が顕著になり、
たとえば、動体なしの場面で手動除去を指定し、なにもしないで合成したものと
はじめから動体除去を指定しないで合成したものとでは生成するファイルの
内容が違います。Photomatix のように暗部と明部の閾値を指定してその間を
合成する方式ならば問題ないかもしれませんが、DPH でのプレビューでは真っ白になってしまい、
ラディアンスファイルのヒストグラムも明部側に飛んでしまいます。
たぶんバグなのではないかとおもいますが、Photomatix 自身のトーンマッピングでは
問題ないのでフィックスされるかどうか心配です。レンズ歪みの補正はこのバージョンから
なので是非改善してほしいと願っています。
| junki | 2011/09/17 5:10 PM |
junkiさま:
リキの入ったコメントありがとうございます。
HDRネタのサイトがずいぶん増えましたが、撮影の手法をああでもない、こうでもないとウダウダ書くブログは少数派です。
自分の場合は、「作品」ではなく、あくまで「書いてある方法でやった作例」というスタンスなので、方法論が非常に重要なわけです。
junkiさんがおっしゃるとおり、ソフトの機能の把握と、それを生かした方法論の確立は、カメラ以上に重要なファクターです。
自分は、Topaz Adjustのような「格好つけHDRふう」ソフトを紹介した立場なので心苦しいのですが、ブラケットどころかRAW現像もやらず、面倒なこと一切なしに仕上がりだけHDRふうに真似る「自称HDR・絵画調モドキ」が多いです。
ですが、かつて自分もそうであったように、必ずブラケットHDRの深いトーンでないと満足できなくなる時がきますので、このような機能を紹介しています。
ラディアンスファイルの不都合についてははじめて聞きました。Dynamic Photo HDR、Photoshopなど、これから試してみて、また報告しますね。
| shockatz | 2011/09/19 1:12 AM |
こんばんは。

上のわたしのコメントに書きましたラディアンスファイルの不具合は
ver.4.1.3 で fix されました! うれしい・・(笑

あと、このせいかどうか分かりませんがトーンマッピングも地味に
進化していて、結果のヒストグラムの暗端、明端のトーンジャンプが
なくなりました。これは使えるようになってきました。 DPH と状況に
よって使い分けようと思います。

亀レスですが、ご報告を。
| junki | 2011/11/25 8:21 PM |
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://shockatz.jugem.jp/trackback/557
トラックバック
CALENDAR
S M T W T F S
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     
<< July 2017 >>
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECOMMEND
LINKS
RECENT COMMENT
  • 2013年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト
    宮島あたり (04/18)
  • 2013年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト
    shockatz (01/09)
  • 2013年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト
    谷田部 (01/03)
  • HDR : RAWブラケット対応のコンデジもっと出しやがれ
    JPEGRAW (12/03)
  • 2013年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト
    itokawa (11/12)
  • 2013年度版 各社カメラのHDRオートブラケット撮影能力リスト
    hinimaru (09/04)
  • HDR : RAWブラケット対応のコンデジもっと出しやがれ
    shockatz (07/08)
  • HDR : RAWブラケット対応のコンデジもっと出しやがれ
    セブン (07/07)
  • HDR : RAWブラケット対応のコンデジもっと出しやがれ
    shockatz (07/06)
  • HDR : RAWブラケット対応のコンデジもっと出しやがれ
    doiken (07/06)
RECENT TRACKBACK
Windows Vista
モバイル
qrcode
PROFILE
SPONSORED LINKS