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HDR : 絵みたいになって悪いかい

「『いかにも』的なHDRの仕上がりが」とか、「よくある絵画調の」とか、「写真としての面白みに欠ける」とか、ハードHDRは散々な言われようですが、そんなに皆さんこの感じが嫌い? というのが今回の話題です。

なぜHDRerは皆コテコテなのか


初めてHDRを体験したころ、トーンマッピングって、HDRソフトの画面で操作していると、ついつい強くかけ過ぎるんです。「うわっ、こりゃ凄い。面白えええ」って感じで。
で、ザラザラ・バサバサの砂嵐のような画像を量産し、大いに反省。
「これじゃ駄目だ」と一念発起して、少し弱めにHDRするようになる。そうするとね、前の強烈な仕上がりから退歩したような感じになって、その分を補おうと、Topaz Adjustでエフェクトを補うので、自動的に絵っぽい仕上がりになります。ていうか前よりギトギトに。
で、また「こんなに荒れたのは嫌だ」とばかりに、Topaz Cleanを駆使してノイズを抑える。
当然ながら、仕上がりは見事に油絵か水彩のようなタッチになるんです。これが。

誰だってフォトリアルが好きなんだ


本当は、もっとフォトリアルな仕上がりにしたほうがウケがいいのは重々わかってます。だから雄大な風景や、美しいランドスケープは全部、フォトリアルな仕上がりにしますねん。
でも、ここは日本。地方都市の町並みは全然美しくないし、観光地には俗っぽい屋台が並び、人だらけで、空気もイカ臭いし、歩いてるのはみんな日本人なんだ。
そりゃあ、世界遺産や国立公園や、東京の夜景なんかは美しいさ。でも、朝から晩まで仕事ばっかり、たまの休みも一日中家族サービスのお父さんが、そんな場所でたくさん写真を撮れるわけないです。
なんで、自分たちのご近所で、フォトリアルなHDRを撮っても面白くないです。

所詮、被写体が悪いので。


とまあ、嘆いていても仕方ないので、それを逆手にとって「ギンギンの絵画調」でも絵になる風景をさがして彷徨するわけなのですが、「絶対に決まる被写体」って、必ずあるもんですね。
例えば、ヒコーキ。それも飛んでるんじゃなくて停まってるやつ! なんか運搬用のカートみたいのがいっぱい群がって、ハッチが開いて、ボディの「ヌルッ」とした質感と、脚やエンジンやタラップのメカニックな質感があって、まさに「絵になる」素材ですね。
これ、写真より断然イラストがいい。自分がガキの頃には、洒落たタッチのイラストがいっぱいあって、そうそう、プラモの箱絵もこんな感じっすよね。
前にも書いたと思うけど、オレらオッサンのDNAには、こういう感じの絵が刷り込まれてますからね。これなら文句ないでしょ?
自分の経験では、こういうのを載せると、ページビュー数が全然違う。なんたってヒコーキやシンカンセンや軍艦はみんな好きなんだ。あっ、あと工場もいけます!

でもね、純粋な写真表現からしたら、こういう「被写体への興味だけで魅力が成立する」ものは評価対象外らしい。
ヒコーキに興味のない人にとっては全く無価値。クルマとか、デンシャとか、バイクとか。乗り物系はみんなそうなんです。
要するにガキ臭いのね。
「普遍的な表現」ではないんだと。悲しいです。まったく。

Pentax K-r / ±3EV / 3Shot RAWからCapture Oneで4JPEGに現像 / Photoshopでアラインメント+動体修正 / Nik HDR Efex Pro2 / Photoshop CS6で仕上

 

| マルチショット RAW | 20:00 | comments(10) |trackbacks(0)
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コメント
いつもROMらせてもらってます又吉と申します。
いやいやいやいやこちらのHDRにケチをつける人がいるとは思いませんよ。我々飛びモノマニアからみても、shockatzさんのHDRは素晴らしいです。
純粋なカメラマニアから見たら邪道かもしれないですけど、私はこのイラスト調がテーマによく合っていると思います。
これからも頑張ってください。
| 又吉 | 2013/03/06 10:04 PM |
お久しぶりです。
いいじゃないですか、好きに仕上げるのが一番です。

google+とかで投稿してても、たまに否定的な意見下さるありがたい方がいらっしゃいますよ。
あんまり気にしないですけどね〜

写真ですら実際の肉眼での表現とは全然違う仕上がりなんだから・・
むしろ自分は、なるべく肉眼に近づけたい・・とか思ってても、気がついたらモリモリモリモリやってしまうのですよね〜
| kni | 2013/03/07 1:52 AM |
又吉さま(でいうかM××××××Aさんですよね):
いつも皆さんのフライト写真を感嘆しながら見せていただいています。シルエット調だったり、空気感が写しこまれていたり、それはそれは見事なもんですね。
HDRだと、そういうお写真は難しいんです。シャドウ部もライト部もクッキリ写しだす技術だもんで。。
こういう仕上げしかできないわけではないんですが、やっぱりね。

| shockatz | 2013/03/08 7:59 PM |
kniさま:
おおお久しぶりです。
K-5だけでなく、K-01も導入されたんですよね。3Shot±3EVのショットはいかがですか?
自分は人物やイベントをHDRでとることが多いんで、3Shot±3EV//RAW+の撮影に慣れてしまいました。でもやっぱ、風景ものはK-5の5ショットがいいですね! トーンのリッチさ、画像品質の良さがたまらんです。
| shockatz | 2013/03/08 8:05 PM |
K-01は画質面だとK-5を上まります。
今の値段は安すぎですね。

けどやっぱりHDR化するとK-5のほうがいいんですよね・・
K-5のほうが諧調豊かで、処理しても荒れないし
繊細さではK-01なんですけどね。

あと、K-01の3shotはビックリするくらい早いです。
シャッターショックもなく、ブレない。
使いこなせば相当良いです。

K-01は奥様用なのであんまり深くはいじってないので、
このくらいの評価しかできてないっす。
| kni | 2013/03/09 12:33 AM |
kniさま:
K-01って、画像のテイストがK-rと似てますよね。シャープだし、色がしっかり乗って、それでいてすごいクリア。
±3EV、3ショットってあたりも同じです。扱いやすいよね。

自分の場合、ぱっと見K-rで撮った絵もいいんですが、RAW現像とかすると、シャドウ部は間違いなくK-5のほうに軍配が上がります。
K-rやK-01は昼間や動体ならいい仕事しますが、夜景とかがK-5に大きく劣るのは、そのあたりに原因があるんじゃないですかね?
| shockatz | 2013/03/10 2:01 AM |
周期が異常に永い、間欠泉のshockatzさん、こんばんは。
写真は元々欧で記憶力低下の画家の補佐役として重宝されてたわけであって、絵のようだと言われてもなんら差し障りが無いと思います。
写真が本来目指してたパンフォーカスに、空気感の無い遠近感の無いテクスチャー(あ、ごめん、つい3DCG用語を。笑)マチエールを加えた結果のHDR写真が絵のように見えるのは当たり前なのです。当たり前田のクラッカーなのです。
ニンゲンオノレの目では瞬時に、添い寝してるオネーチャンからむこうのTVモニターのスーパーモデルにピント合わせて脳内モニターでは両オネーチャンのパンフォーカスバトルを作り上げれるようにカメラももっと賢くなってもええのにと思う。HDRは未来への架け橋なのだ〜。

ん?結局昔の日本画のようになってくるのか???

酔っぱらってるからわかんね。

ごめんね、ちゃんと書かなくて。
| nonbe | 2013/03/12 12:10 AM |
shockatzさま お久しぶりです。
ずいぶんと長い間更新が無かったので復活されるのを待ちわびていましたよ!
やっぱり師匠の飛行機HDRは良いですねー、いつ見ても感動ものです。
私は相変わらずマイペースでHDRを楽しんでいますが、冬の間は撮影に
行けずに撮り貯めた韓国旅行の写真を処理する毎日だったので、そろそろ
撮影活動を再開したいと思ってます。
昨年暮れに、とうとう60Dでマジックランタンを使い始めました。手間は
掛かるし、自己責任という言葉がいつも頭にあってドキドキな撮影ですが
仕上がりはかなり自己満足できる結果です。春からは再始動でマスター
したいなぁと思っているところです。
では、また。
| suc | 2013/03/12 9:52 PM |
nonbeさま:
間欠泉です。久々に噴いてみました(笑
もう忘れ去られてると思ってひっそりと更新しいるんですが、相変わらずGoogleが出してしまいやがって。
自分、頭ん中が単細胞なもので、ちょっと今回はWebのテクノロジに占領され、余裕がなくなってたわけです。
師匠! 許してやって。
| shockatz | 2013/03/12 11:56 PM |
sucさま:
お久しぶりです〜。自分も冬の間は冬眠気味なんです。
ほんとは雪の夜とか、ライトアップとか、色々ネタはあるんですが、何せ寒がりで。。あと、ちょっと仕事で大変に難しいことをやってたせいで、HDRから離れてました。
いろいろネタを仕入れたので、また見てやってください。
m(_ _)m
| shockatz | 2013/03/12 11:59 PM |
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