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HDR : 光が強くなってきたので2RAW必須

被写体によって必要なダイナミックレンジは変わってくるけど、マルチショットのRAWで撮っておけば何とかなる、というお話。

普通のJPEG画像のダイナミックレンジが7bit(数値的には8ビットなんだけど、暗部ノイズを考えると7bitが妥協かな)とすると、RAW画像はだいたい上下2EVの余裕があるから、11bitのダイナミックレンジを持っているようです。
なので、11bitのRAWを±2EVで3発撮れば、単純計算で11+2+2=15bitの露光幅に。JPEGを±2EVで5ショット撮ると、7+2+2+2+2=15なので、だいたい似たレンジになります。

で、明るいショットは、高ISOノイズや手ぶれ、被写体の移動なんかを考えると、ほぼ使えない。
そうするとRAW 2発で、マイナス2EVの場合13bit、マイナス3EVの場合14bitのダイナミックレンジがあると想定できます。
(単純な足し算なのでかなりいい加減ですが)

そうすると、K-5などが持っている、7ビットJPEG 5発=15bitのダイナミックレンジほどではありませんが、そこそこ迫っていて、あの真っ白や真っ黒なショットを見る限り、十分なレンジがある気がします。

この作例はPentax K-5ですから、2点RAWで13ビット。初夏・夕方の「どピーカン」斜光でも、何とか対応できるダイナミックレンジになったように思います。
逆光でもないので、当初はRAW 1発でも何とかなるんじゃないかと思いましたが、圧倒的に空がレンジ不足でアウト。-2EV撮影のRAWを、さらに-2EVで現像して、ようやく空の色が出てきました。

撮影するときに、「ムムッ、ここは15ビット必要!」とか、「いやこの程度なら13ビットでいいだろう」とか、「俺はエコに11ビットで行くぜ」とか論議したら楽しそう。。なはずないか(苦笑
オイラは何と言っても理論派なので、あんまり「出たとこ勝負」は好きじゃないです。絶対、失敗したくないので、このパターンでいってます。
問題は昔撮った山のようなJPEG。。動体が映っているものは全部捨てなんですよね……


福井電鉄・田原町駅
思い切りクラシックな駅でよろしいが、何か柱が傾いているような気がする。耐震大丈夫?
Pentax K-5 / RAW2発 / CaptureOneでJPEG4発に現像 / Photoshopでアラインメント修正 / Photonatixでトーンマッピング / Topaz Clean+Topaz Adjustでディテールアップ+ノイズ除去 / 他


 

| マルチショット RAW | 00:29 | comments(8) |trackbacks(0)
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コメント
スポットメータ貸そうか?
シャドウ部測って、そこからプラス2して撮る方法なんてユニークだね!
| 才川 | 2013/05/10 10:51 AM |
うーーん、

18年前のカシオのQV10と、一世代前のK10Dなんかと、いまのK-5と
撮って出しjpegならみんな7ビットのダイナミックレンジだと
本気で考えているんですか?

ファイル形式のビット数とそれで表現されるダイナミックレンジは
直接は全く関係ないですよ。

カメラ内現像の結果が jpeg だからといっても、RAWをLightroom で
現像してその結果を16ビットtiffで保存しても、ダイナミックレンジ
に256倍の差が出ることはないです。諧調をどれだけ細かくきざんで
ファイルに保存するか、が違うだけです。

普通のカメラ内現像では、撮像素子のダイナミックレンジを最大限
活かすべくぎりぎりまでダイナミックレンジを使って現像しています。
ですから、RAW と撮ってだし jpeg とのダイナミックレジの差は
一般に考えられているよりかなり小さいです。RAW の方がトーン
カーブがフラットで明暗両端のデータが扱いやすいだけです。

カメラのダイナミックレンジは撮像素子と処理エンジンの組み合わせで
決まり、結果のノイズレベルと素子の飽和レベルの割り算で
ほぼ定義できます。それをどんなファイル形式で記録するか、
とはまったく関係ないです。多くの人が誤解しているようなので
だいぶ前にブログに書きました。

ダイナミックレンジとRAWデータ
http://blog.goo.ne.jp/junki560/e/a548b1992f8c474ffaeb0f5217178c24

| junki | 2013/05/10 4:59 PM |
才川さま:
そうですよね〜。スポットメータで計測して、最も暗いポイントから正確に2EVプラスしたショットを標準、そこから2EV(もしくは3EV)下げて撮ったショットをダークショットとして、RAWを2発撮れば、あとはRAW現像で何とかできる。風景や夜景では無理な分野もありますが、ほとんどのものはこれでイケるんじゃないかと思います。
| shockatz | 2013/05/10 6:45 PM |
junkiさま:

来ると思った(笑
自分はあくまで、コンピュータのデータ形式を想定した物言いをしています。
JPEGが8ビット、256階調の画像であることは誰でも知っていますが、RAWの階調表現は、現像するRAWソフトによって違っています。
CaptureOneの±2.5EV現像と、LightRoomの±2.5EVでは明暗もコントラストも違うし、恐らくどちらも正しい基準でないのは明らかです。
ただ言えることは、以前に自分が検証した結果でも、JPEG ±2EVで撮影した画像と、RAWで撮影し、±2EVで現像されたRAW画像の仕上がりにはさほど大きな違いはない、ということです。トーンマッピングされた結果もほとんど同じになります(ハイライト・シャドウ側の表現は、撮影が適正露光でなかった場合、いずれかのサイドに違いが出てきます)。
もし、RAWにそれだけのダイナミックレンジがなく、RAW現像の結果がソフトウェアによるフェイクであったとしても、結果が同じなら自分たちには何の問題もありません。
ならば、ハイライトからシャドウまでをカバーできる最小限のRAWショットは何枚で、それをどう現像するのか? という話題になる場合は、JPEGの±4EVを(ほぼ)最高のダイナミックレンジとして考え、それに似せたRAW撮影レンジを考えるわけです。
実際の被写体のダイナミックレンジは無関係です。あくまで、「それを捉え、トーンマッピングするためのデータを作る」ために、何ビット幅(RAW現像ソフトの言い分を加味して)のデータを用意するのか、という話題です。
JPEG 5発撮影に異論はありません。ただ、それでは撮れない動体や撮影シーンが多数あり、それをどうやって撮影するのか、うまく行けばそちらを標準的な撮影手法にしたい、という点で、生成する画像データのビット数を基準に話しています。
| shockatz | 2013/05/10 8:30 PM |
いやいや、

>自分が検証した結果でも、JPEG ±2EVで撮影した画像と、RAWで撮影し、
>±2EVで現像されたRAW画像の仕上がりにはさほど大きな違いはない、
>ということです。

これにはまったく同意できません。それなら、RAW ±2EVで撮影した画像は
jpeg ±4EV と大差ないことになります。カメラが記録できるダイナミックレンジ
は保存するファイル形式のビット数と無関係である、と認めるのですか?

では上の議論はまったく意味をなしません。カメラが記録できる以上の
ダイナミックレンジをソフトウエアで補うことはできません。ノイズリダクション
をして見かけのレンジを稼ぐのがせいぜいです。
| junki | 2013/05/10 8:54 PM |
junkiさま:
ちょっと違います。

> RAW ±2EVで撮影した画像はjpeg ±4EV と大差ない

ではなく、
RAW ±2EVで撮影し、適切にRAW現像して得られたJPEG画像の露光幅は、jpeg ±4EVと大差ない状況があり得る
(=被写体の状況により)
といった意味です。自分はRAWの内容ではなく、RAW現像の結果を評価している、と思っていただければ結構です。
LightroomやPhotoshop(つまり、Camera RAWプラグイン)では、±5EVのRAW現像ができるのですが、±2EV近辺まで明らかにハイライト部分は現像パラメータに連動して変化する。
それを、「RAWには±1.5絞り分の露光情報が含まれている」ととらえるのが自然なのではないでしょうか?
単なるフェイクでは、あれだけの追随性は出ないと思いますよ。

元のRAWデータに物理的に何ビット幅の露光域が収められているにせよ、単発RAWの±2EV RAW現像で得られた「明撮」「暗撮」が、「HDR合成的にみて」±2EVのJPEGからの合成結果に(=被写体の状態次第ではありますが)ならば、同じことではないか、と考えます。
| shockatz | 2013/05/10 11:47 PM |
横から失礼します
D7000のRAWで撮っていますが、プラスマイナス1EVぐらいのRAW現像は普通にやっています。
HDRではありませんので皆さんの考え方とは少し違うと思いますが、RAWとJPEGのダイナミックレンジは全く違うんじゃないでしょうか。
空の写真などで、RAW現像で露出オーバー気味のショットに、マイナス1EV(場合によってはマイナス2EV)くらいの補正をかけますが、ハイライトはしっかり粘り残ってますよ。
もし両者のダイナミックレンジにそれほど差がなければ、RAWの存在意義などないと思います。
| たく | 2013/05/12 2:45 AM |
たく様:
「物理的なダイナミックレンジ」が違うのか、それとも「RAW現像によってダイナミックレンジが変化しているように見える」のか、という点が問題だったようです。
自分はHDRのためにRAW現像するのですが、同時記録されているJPEGに比べて、明らかにRAW現像で引っ張り出す階調の幅は広いのではないかと思います。
どちらが優れている、というわけではなく、自分はあくまで「RAWでJPEGマルチショットに近づける」というポリシーであり、動体を止めるためにRAWを使っているわけなので、物理的なダイナミックレンジに関しては、他の人の検証を待ちたいです。
コメント有難うございました。一般的にはそれが正しい感覚だと思うんですが、ねえ。
| shockatz | 2013/05/13 1:46 AM |
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